「感動感謝」 記事一覧

経営目的 ~ 人格形成向上の本分

2007年7月12日

 先日、担当マネージャーからの報告で、ベテラン店長による予測でき
ない、頭を鈍器で叩かれる様なショッキングな事件が発生した。

決して許されるべき行為では無く、社会的にも厳しく非難されるべき事件であり、私は遺憾の念をはるかに凌ぎ情けない痛恨の極みであった。

当社の経営目的の一つ「仕事を通じてお互いの人格形成向上に努める」・・全体会議や会社説明会等、時あるごとに声を大にして何度も繰り返し唱えていますが、現実の事件を目の当たりにし、経営理念及び経営目的は社員の心の中には届いていなかった証を突きつけられた。
私は「会社経営とは道徳教育の延長線上にある」と考えており、道徳教育の出来ない企業には、生きた経営そして本物の利益を得ることはできないと考えており、今回の事態を謙虚にそして猛省し次に繋げ、経営理念、経営目的を追求するWLのブランディング構築に努める覚悟でおります。

今回の事件は、社長自身の言動を振返り、自らが誠実な言動を心掛ける事の重要性、示唆し襟を正すことを諭しております。

 

「社員は社長の鏡である」

 

ある著名人の執筆より・・・・

 

「人格者とは、教養と人間関係向上力にすぐれ、

世の中全体がよくなるためにつくすことを本分としている人。

他人からも好かれ、友人や仲間が増えつづける人のことです。

運やツキを呼ぶためのポイントは、応援し、助けてくれるよき友に恵まれることです。

その人数は、実はその人の人格に比例するといわれています。

だからこそ、人格を高め、よりマクロに考えて行動できる人間を目指したいものです」

1年間の感動総決算

2007年5月23日

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「それでは、WL2006年度 最優秀MVP社員の発表を行います」
  
それは静寂なピーンと張りつめた湖水の如く、全社員誰一人として微動だにしない程に身体を硬直させ、そして乾いた唾を無理やり飲み込み、小さく肩で息をしながら長く、その瞬間を待った!

 
「2006年度最優秀MVP社員は ・・・ 東閑正和 第二ブロック長!おめでとうございます!」
 
 
   
広い会場はそれまでの厳粛な緊張感を瞬間的に解き放し、一気に怒潮の如く歓声と歓喜と、そして広大なガラスが大きく割れんばかりの拍手が大きく交錯し最高のクライマックスと感動を迎えた。
 
    
  「東閑ブロック長、江口社長、壇上までお願いします!」
 
私は、司会者からのアナウンスの声を遠くに探しながら、既にはちきれそうに脈打つ熱い鼓動を支えながら、やっと壇上に足を運んだ。
表彰賞詞を読み上げる言葉は、感激で胸が締め付けられ、自らの言葉を失いやがて涙がにじみ溢れ、私の意思を離れ震えながら何とか最後の言葉にたどり着きました。

賞詞の交付と同時に、お互いの身体は強い磁石として強く引き寄せられ、一つになった。
全社員が見守る歓喜と拍手の渦の中に吸い込まれ、長い長い拍手が大きく続いた。
 

 
今年は新年度全体会議上において、全社員による当日の投票開票により年間最優秀MVP社員の選出を行いました。しかも事前周知をしないで会議の中で周知しましたので、真に感動の賞詞授与となりました。
   
毎年、新年度会議では昨年度の頑張りに対し、各賞が社員に授与されます。
その後、新年度懇親宴会 ~ 宿泊~朝食後の解散となります。
今年は、広島南区の元宇品海岸に隣接する、瀬戸内海を一望するグランドプリンスホテルでの開催となり、社員には絶景セミスイートの角部屋を用意しました。 バスルームに浸かりながら、ゆっくりと眺めた早朝の静かな瀬戸内海は真に至福のご褒美となりました。
       
こうして、2006年度の感動総決算が幕を下ろし、輝かしいWL2007新年度がスタートしました。
 
 
今年はどんなサプライズや筋書きの無いドラマが待っているのか・・・・涙腺の弱い私は既に今から、ハラハラドキドキ感動の予感を憶えている。

オカンとボクと・・・「東京タワー」

2007年4月17日

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 私は、湧き出る涙を抑えようと必死でこらえたが、身体からの感涙は、もはや自らの意思では抑え様のないまま溢れ、そして一気に頬を重く落ちた。

 昨日、家内と市内のデパートで、家内が目指す少し贅沢な商品をゲットし、洒落たカフェで一息入れ、香り高い珈琲と、彼女の好物である「和風パフェ」に少しのエスプレッソをかけて口に運んだ。
私の黒い文字盤の腕時計の針は、まだ帰宅には少し早い、とばかりに静かにゆっくりと時を刻み、何気無い夫婦の会話から近場で映画を見ることにした。

 以前テレビ番組で大きな反響を呼んだという、家族愛を映画化した邦画「東京タワー」を観に行った。
1960年代から現代にかけて日常的な親子のきずなを、ボク役にオダギリジョーとオカン役に樹木希林を配役し、ボクの幼年期~中盤は母親の闘病を通じて息子と母親の母子愛を見事に描写した、真にサプライズと私達に親子愛についてもう一度考える機会を与える、感動の映画に出会った。

 私の母親は昨年他界し、先月1周忌の法要を執り行ったが、いつの間にか、映画の主人公であるボクを自らの幼年期から現代に、そしてオカンを亡き母親として重ねていた。

 映画では、やがて末期ガンに侵されたオカンは臨終の時を迎え静かに眠ることとなるが、生前の息子に託した「自分が死んだら開けなさい」と開けられた遺品の紙箱には、ボクのヘソの緒、母親との幼少時代に撮った写真、息子にあてた手紙など、母親の息子に対する多くの懇親の思いがぎっしりと詰まっており、母親を失くした私は、亡き母親との幼年期時代から今日までを走馬燈の様に回想するうちに、自然に大粒の涙が溢れた。

 オカンの病室には、夜の東京タワーが赤々と光を放ち、そして黄色くオレンジ色に発光するライトアップが鮮やかに飛び込んでくる。オカンが高い東京タワーから東京の景色が見たいと
いうささやかな夢は叶わなかったが、遺牌に姿を変えたがタワーからの眺望の夢を成就した。
 この映画では、それぞれの人生を重ねたり、何かを考えるきっかけに繋がった観客が多くいたことでしょう。
 さて、今週4月19日より週末まで、社員と5名で東京に出張に向かいますが、「夢と感動創造」を目指すウィズリンクの社員は、お台場や六本木ヒルズ、そして東京タワーを目にする機会があると思いますが、恐らく輝く夜景と広大な雑踏東京として写るのだろう。私は、今年1月に久しぶりに東京タワーから、澄みきった東京の夜景を遠く楽しんだが、今回見る東京タワーは、今までとは違って、どんな色と形と音色を訴えるのだろうか?

 社員はそれぞれ各自どんな東京タワーとドラマに出会えるのだろうか・・・

春眠の講話

2007年3月19日

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 頭の中心奥辺りから鼻腔にかけて、充満する重苦しさと、カラカラに乾いた喉のカサカサを感じて、重くねばい目が無理やりに開いた。
 
 薄明かりの中でやっと見つけた枕元のデジタル時計は、4時17分を刻んでいる。喉全体が、一適の水溜まりも無い大きな砂漠のど真ん中にいる様な状況である。
 
 昨日から私の体調はかなり思わしく無く、恐らく風邪を引いたであろう鼻炎と花粉症が、同居しており、そこに神経に作用するウイルスのいたずらにより電気針を刺す様に神経痛が四方に走る。
頭の先からつま先まで全身が重くだるい。鼻は垂れるし、くしゃみは大きく4連発、喉はカサカサ、そこに追い討ちをかける電気針が身体深くえぐり、とどめを刺す。
 
 おもりの付いた身体を引きずりながら、手探りでやっと寝室のドアを小さく静かに開け、肌寒い3月の暗闇の中のトイレを、遠慮しながら足を引きずり往復し、ベッドの端に静かに座り、枕元にあるボトルの命水を、容赦なく口飲みでカサカサする喉奥に一気に注ぎ込んだ。
 ホッと一息ついてゆっくりと目を横にやると、月明かりからもれるベッドに横たう安眠する愛妻の寝顔が目に飛び込んできた。
私が悪戦苦闘のなか、ベッドに深く埋もれた愛妻は何とも心地良さそうにスヤスヤと深い寝息と一緒に夢の中にある。きっとイタリア旅行の路地裏で、「かわいい気ままな猫達」に囲まれて
楽しそうに戯れて遊んでいるのであろう・・・。
 
 毎年2月の終わり頃より、5月初めにかけて花粉症が発症する時期はしばしば最悪な体調に陥ることがある。全国で花粉症患者の数は増加傾向にある様子ですが本当に辛い憂鬱な時期です。
 
 その昔、郵便局員で保険営業マン時代の春先はもっと悲惨でした。当時の営業活動では、一日中バイクで飛散する花粉を集めて飛び回る訳ですから、目はメチャメチャにかゆいし、鼻は三拍子揃うし、その状況下にあって、投薬で騙しながら、お客様を訪問し、力説して契約締結を行なうのですからお察しの通りです。
 

 我がウィズリンクでは、3月初旬より「来春新卒学生向けに会社ビジョン説明会」を開催しておりますが、社長は必ず説明会に出席して、メインディッシュとして講和時間を1時間程度いただき、意欲ある学生の皆様と一緒に価値ある時間を共有し、「人生の目的と人生創造」について勉強しております。
非常に大切な会社説明会の時期と、体調の最悪期が丁度重なり
頭と身体がバラバラに解体し、一体化させながら講和を行なうことは非常に辛いものがありますが、この辛い身体にムチ打ちながらの会社説明会だからこそ非常に価値があるものとすべきであると考えております。

 4月も2回の説明会を予定しておりますが、何かを得ようとする熱心な大志ある学生の皆様の期待に応える為、我が総務部に厳しくムチで打たれながら(私の体調を全く容赦しない総務部)私の哲学を一生懸命にお伝えし「広島で一番の会社説明会」を行なっております。
 それにしても、陶酔の世界にある 愛妻の寝顔が本当に素敵で羨ましい・・・・

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