「感動感謝」 記事一覧

「Tokyo Midtown」

2007年11月20日


 

今回は約半年振りの東京ハード日帰り出張となった。

当日の11月16日は、業務勉強会参加の為に2名の社員と、早朝の広島空港より777でフライト ~ 羽田空港 ~ 秋葉原で安価PC部品購入(増設メモリ・音声映像キット) ~ 視察を兼ねてらーめん店でランチ(行列だが味は普通) ~ 六本木高層ビルの7階研修に滑り込んだ。
久し振りの東京であり、羽田フライトまで少しの時間を利用し、今年3月末にオープンしている「東京 ミッドタウン」に触れてみたく、容赦ない時計の早い針を気にしながら、高層ビルの群がる谷間を高い目線で早足に探した。
今年4月の東京出張の際には、社員より「六本木ヒルズに行って見たいです」の要望があり、六本木ヒルズは見学したものの、「東京ミッドタウン」はお預けになっておりました。
(私は今年の元旦に愛妻と二人で六本木ヒルズ最上階にて、オレンジ色のライトアップに輝く東京タワーをバックに夜景を望み記念写真パチリ!)

 

それでは、早速ですが東京ミッドタウンの周辺を少しガイドしましょう。
シンボルとなるミッドタウン・タワーは、地下5階・地上54階・高さ248mと、六本木ヒルズ森タワーだけでなく、東京都庁舎第一庁舎をも追い抜き、都内で最も高い超高層ビルとなったが、東京都庁舎や六本木ヒルズ森タワーと違い、残念ながらミッドタウン・タワーには展望台は設けられていない。
ホテル、住居、オフィス、商業・文化施設、病院、公園などが近接し、注目すべき施設としてはミッドタウン・タワー最上層に位置しているホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」や「サントリー美術館」の移転などが挙げられる。
 

2003年4月に誕生した六本木六丁目の六本木ヒルズに対抗する形となり、初年度年間集客目標は3000万人。
2007年3月30日のグランドオープン以来、6月末までの3ヵ月間で約1100万人を集客し、上々な滑り出しとなっている。

 
前日の11月14~15日は、WL部門責任者以上の社員が自社開催の研修ホテルに一堂に集まり、WL下期の各部署予算策定合宿を実施しました。
各部門の責任者達が膝を交えて下期利益予算を自らで策定し、社長ともコンセンサスを交わし予算を共有決定する1泊寝食会議で行いました。
(新年度会議は全員宿泊で、コミュニケーションを大切にしております)
 

私は新メニューの策定や、新戦略立案、会議勉強会や企画などにおいて、特に心がけ大切にしていることの一つに、

「New+感動」

があります。お客様に今までに無い新しいものを提案しよう、社員に新しい感動を憶える場を提供したい・・・。

その為には、常に感性を磨く思考や新しい視察、試験、試作行動の挑戦吸収に心がけ、アンテナを広く高く張り巡らせ、自らを高めようと啓発に努めることが大切です。

今回の「東京ミッドタウン」視察見学も、そんな意味も込められているのです。社員の皆様にも、自己の感性を磨くことに努めていただきたいと考えております。

 

大都市超高層ビル見学、芸術絵画鑑賞、絶景色に感動、演芸舞踊で涙、ライブ音楽で汗、未体験の旅行でワクワク、様々な体験が感性を養い、そして未体験を受け入れる右脳が教養を蓄積し、やがて人間力を少し増幅させるエッセンスに思考反応を生むのです。

それにしても、5時前起床 ~ 早朝空港フライト ~ 勉強貪欲吸収 ~ 雑踏六本木ウォーキング70分、そして前日の睡眠不足も加わり、老体の足腰はパンパンに疲労もピークを迎え、帰路羽田からの狭い機内で、激しい乱気流上に、なすがままに身をまかせながら、強力な磁石の上まぶたは既に重なろうとしていた。

そんな心地良い世界の入口に入る手前で、機内壁面のTVモニターから、とても可愛い

「猫の駅長さん」

の画像が、無理やり私の磁石の隙間に割り込み、強い睡魔に勝利し追い払いしました。

猫大好き人間である私の身体は(猫を見ると条件反射する特異体質)は、磁石の入ったまぶたスイッチは突然OFF。

大きな駅長の帽子は、猫チャンのわずかなあごにヒモでしっかりと結ばれ、とても可愛い駅長猫チャンが起立姿勢で迎えてくれました。 そのカワユイ勇姿はクタクタに疲弊した私の身体に1リットルの点滴の如く突き刺さり、気が付けばそれまでの全身疲労を癒してくれました。

心地より空間に癒される間も無く、やがて羽田発の777は大きな巨体を広島空港の狭い滑走路に吸い込まれた。

やれやれ、勉強も感性を磨くことも大変な努力が必要な一日が閉幕です。

 

我が家の猫チャン達は、私の帰宅を尻尾を長くして待ちわびているのだろうか、それとも私の事など気にもかけずに、今日も気ままにしているのか。 
「猫と癒し」は大いなる関連性はあるが、感性を磨くことにも綱がるのだろうか・・・。
 
東京ミッドタウンは、今年初めてのクリスマスを迎えます。
メッセージは“誰かが誰かのサンタクロース”。自分の大切な恋人や友人、家族を想う、この街を訪れるすべての人が幸せでありますように・・・・そんな想いを込めて「Tokyo Midtown 1st Christmas」をどうぞ。

黄昏(たそがれ)

2007年10月9日

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 けたたましい目覚まし~洗顔~朝食準備~身だしなみ~通勤、電話応対、隙間時間活用によるメール確認返信、会議参加、資料作成、社外営業商談、業務打合せ調整、スケジューリング・・・・
等など、私達ビジネスマンは起床~就寝まで、間髪入れずに様々な業務に追われ、時計を睨みながら奔走する毎日である。
時間に追われているのは、ビジネスマンだけではなく、育児、家庭を預かる専業主婦、仕事を持ち主婦(主夫)を両立させている人達、熟通いの学生・・・・様々模様である。

現代社会の構築は、戦後敗戦の無から短期間において壮大な復興を遂げ、経済大国として君臨する、先進国日本を象徴する如く、時間との戦いの中で国民が一丸となって積上げた経済国家日本と考える。

戦後60年が既に経過し、人間に例えれば還暦を過ぎ、折り返し地点を走っているとも思える。これからの60年予測は、高度経済成長期とは全てが反転現象にあり、もはや人口増加に伴う高度経済成長は無いのである。
公共工事減少、小子高齢化、学校統廃合、介護福祉、年金財源等不足に伴う消費税増税、温暖化対策、異常気象、公共の民営化、これまで当たり前と考えられていた現象は、大きく変革を遂げ、私達は又新たな挑戦に向かって知恵を絞り、アクセクしなければ国際社会から離脱してしまうのでろうか。
(話は長くなり、表題タイトルから大きく逸れようとしておりので戻します。22世紀に向けて日本社会に課せられた舵取りについての内容となりつつありますので・・・)
最近の私達は、ゆっくりと、穏やかに、少しづつ、時間にふけながら

「静かな時の流れ」

を追っかけ、自身を見つめる機会をもつことがあったであろうか。
本当に慌しい毎日に生きており、時には強制的に自身の癒しの為に、心のリセットが必要と考えます。
そんな事を思っていた折、先日、家内と二人で「めがね」という、癒し系の映画を見る機会を得ました。
その中の女性主人公が、遠い南の島(与論島)で、携帯電話も通じない小さな民宿を訪れ、何もしないで、透き通る青い海に向かい一人「たそがれる」という簡単なストーリーの映画です。
台詞は本当に少なく、登場するエキストラも少数であり、映画と共に、私達は登場する彼女達と一緒に、ゆっくりと時間の過ぎ行くままを楽しむことができ、癒され解され、何とも言えないスッキリとした爽やかなご褒美をいただきました。
多忙な私達は、時には今回の映画の様に何かに思いを任せて、時間の経過を楽しむことが必要ではないでしょうか。

昔テレサテンが唄った「時の流れに身をまかせ」という恋愛曲がヒットしましたが、時間の流れに身をまかせる機会を是非楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

私は、10月14日から夫婦で長期の休暇をいただき、これまで頑張ってきた心身と命の洗濯と褒美を兼ねてバカンスも満喫し、夫婦で新たな想い出作りに行ってまいります。

  
留守中は、私の愛する我が家の、かわいい子猫達が心配ですが、会いたくなったら旅先のネットから
    「猫鍋」
ムービーで我慢したいと思っております。

「号外  首相辞任!」

2007年9月12日

 9月12日、私の乗用車内で突然の号外ニュースが飛び込んでまいりました。
唐突にも、「安倍首相が辞任を表明・・・」。

先の参議院選挙では、自民党が大敗した結果を踏まえた中で、安部総理は改革推進を力強くアピールし、新内閣組閣を終え、続投を国内外に表明したばかりである。
今回の辞任に至った経緯背景については、各界方面より多くの意見が飛び交っているが、一国のトップがこういった「職務放棄」にも見える辞め方をすることを他国がどのように見ているのかも気になります。
また、安倍首相を党の選挙用の顔としてトップに据え選任したのは自民党であり当時は党員の圧倒的な支持を得ていたはずであり、自民党内で決定し、担いできた首相の末路の責任について、自民党の方々はどのように総括するのか、静観したいと思います。
 
 
さて、企業のトップである中小企業経営社長にとっての企業経営は、一国の総理の職務責務とは比較にはなりませんが、性質としては重なる要素が多分にあると思います。
総理は国政を預かり、様々な課題問題を論議傾聴し、民意を把握し国を良くする為に、逐次、最終決断を行う政府の最高責任者である。
社長の仕事も一言で表現すれば、日々最終決断を行う企業の最高責任者である。
トップとして企業運営の戦略を立案、社員の意を組み含み改革推進し、課題克服し企業ビジョン成就に向けて取り組むのである。
両者が根本的に相違する点は、その責務性質上の相違により、企業トップの社長は選挙によって信任され就任していない点であろう。
そして、今回の辞任劇でもお分かりの通り、もう一つ大きく相違する絶対的な点があるのです。
 
そうなのです。
中小企業の社長は、今回の安部総理の様に、簡単には辞任できないのです。
いわゆる社会一般としては、社長は辞任したくても「職務放棄」はできない宿命を負っているのです。
社長業は、難題に直面しても必ず正面から立ち向かい挑戦し、そして克服しなければならない宿命があるのです。「辞められるものなら辞めたい・・・・・」と考えた社長は星の数と思います。
 
私ごときに、首相総理の心境は露にも理解できませんが、全身全霊をかけるとの総理の姿勢は言葉だけだったのか、中小企業の社長の如く、絶対に辞任できない不退転の覚悟があれば、参議院選挙結果も、自民党の支持率にも変化があったのではと思われます。
会社においても特に社歴の短い社員は、業務上の壁にぶつかれば、楽な選択として忍耐を美徳とせずに退職の道を選ぶ人が多くいます。人は楽を選択すればそれ以上に成長しないのであり、苦労を乗り越えた分だけ人は成長するのです。
 

WLは、人作り人格形成を目的に掲げ邁進する会社として、社員にはもっと強い人間に成長する為の、人間としての教育を行いたいと考えております。
「苦労こそ楽の花を咲かせる種である」
 

ところで、本日は11時に、ばり馬の23店舗目となる「ばり馬倉敷下庄店」が無事グランドオープンしました。
倉敷から広島本部に帰路の中、カーラジオから、容赦なく飛び込んだ号外ニュースに出会い、倉敷下庄店のオープンは、思い出深い記憶として宿りました。
 
現世は、総理も社長も社員も、そして世界中の様々な人達が、喜んだり、愛されたり、悩み苦しんでいることは多いのでしょう。

我が家の「かわいい猫ちゃん」達にも、リーダーボスが存在し、時には無責任な辞任でもめているのだろうか。そう言えば最近、夜に良く走り回って大騒ぎしているが・・・・。

WL改革総選挙

2007年8月4日

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 「自民党37、民主党60」 

7月29日参議院選挙が実施され開票結果は、改選議席自民37、民主60と自民党に
とっては、大敗という大変厳しい選挙結果となった。
特に年金記録不備問題、政治とカネ、繰り返される閣僚の不適切な発言が非常に大きく影響したのは、各方面より報道されてるとおりである。
安部総理の無責任な発言や各党問題に対する賛否は別にして、多くの民意を反映した結果と謙虚に受けとめなければならないことは事実である。

国政選挙では、内閣総理大臣の実行力成果、各党の成果評価、そして今後の公約である各党マニュフェスト等を国民が自己の視点で思慮し1票が投じられる。
その選挙結果を踏まえて政局が動き、組閣や幹部役員の人事刷新、各党による様々な改革案が着手されることとなる。

注目度の高かった今回の選挙に触れ、企業経営と対比重ねる機会を得た。
企業経営者にとって企業運営も国政運営と類似する点が多くある。
企業は年1回の決算で株主に業績公表されるが、中小企業の大株主は、
代表取締役である社長の場合が大半を占めている為、業績の低迷や、
事業計画未達、赤字継続、改革不履行があっても、特に大抵の場合は
社員から非難されたり、社長交代は見られず、繰り返しで新たな1年が始まるのである。

中小企業経営も国政選挙を参考とし、2~3年に1度は改選選挙の様な
制度を独自に設ける事が、企業を更なる改革と成長に繋げる良策と考える。
例えば、投票により全社員から社長に対する実行力や成果の信任を問う。
次に幹部管理者に対する成果信任を問う。事前に社長及び幹部は今後のやるべき改革案やビジョンも社員に提示しマニュフェストを公開する。
得票結果を真摯に受け止めて、抜擢及び降格を含めた人選を行ない、新たな組閣幹部人事を行うのである。

幹部の組閣改選により、全員が襟を正し、甘えを排除し真の企業理念を追求することで成長を期す企業改革は、当然弊害も予測されることは間違いないが、これからの新しい企業経営の進め方として参考とする点が大いにあると認識させられた選挙であった。

さて、WLは6月に前期の決算手続きを終えたが、今回、社長そして既存全管理者に対して社員投票選挙による信任の是非を問えば、どれ程の社員が幹部を信任するだろうか。
5月の全体会議上では、全員で年間優秀社員MVPを直前投票により選任し好評であったが、今回はそう簡単には行かないだろうが・・・・
夢と感動創造を理念に推進するWLとしては、何らかの形で信任投票を導入しよう!
昨今の大手企業による不誠実な営業により、許し難い不正が次々と発覚し経営陣は謝罪を続けているが、誠に寂しい限りである。

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