わたしの生い立ち~幼少期2~

2009年4月6日

「他人に迷惑をかけてはいけない」

 
末っ子の私は、寂しさから子犬(ジョン)を飼って
可愛がっておりましたが、子犬が成長するに連れて、
近所の玄関先に入っては、靴やサンダルをくわえて、
傷つけたり壊したりで、母親はいつも近所に謝りに
いっておりました。

子供心に犬の首に鎖を繋ぐのは可愛そうでしたから、
鎖を解いて離していたのでよく叱られました。
やがて、昼も夜も吠えたりするようになり、とうとう母親から、
「ご近所や他人に迷惑をかけることはいけない」
と諭され、知り合いの中華料理店を営んでいる方に
もらって預くことになり、私は離れたくないので、何度も
懇願しましたが引き離されることとなりました。
子供心に、広い庭があればと非常に残念な悔しい思いに泪しました
(引き取り先ではジョンは、餌を当分食べなかったそうです)
母親からは、いつも

「どんなことがあっても人様に迷惑をかけてはいけない」
「絶対に嘘をついてはいけない」
「食べ物は残してはもったいない、バチがあたる」

と、きつく躾けられ教えられました。
当時は母親が怖い存在でしたが、父親代わりも務めた
母親に敬服します。
母親の働く姿から、強さと人に対する優しさ、そして
まじめに生きていく事を教わりました。
母親からの生活訓、躾がお金では得ることのできない
最高の財産を得たと感謝しております。

 
「体験は糧」

 
自宅の傍には本川が流れていましたので、時間があれば、
川に下りて小魚を採ったり、岸に座って夕涼みしながら、
チヌ夜釣りを眺めておりました。
ある時、母親をびっくりさせてやろうと岸に打ち上げられて
死んでいた大きなチヌを、竹竿に吊るして針にひっかけたまま
ぶら下げて、母親に見せたところ、母親は驚きもしないで
全て見透かされました。

川の傍で、四季の移り変わりの中で多くを経験し、
生活教訓からの忍耐も多く学んだ時期でした。

お金のかからない、冬の青海苔を積んだり、夏はハゼを採ったり、
真っ黒になるほど毎日泳ぎました。

学校の正門で業者から「ひよこ」を買って飼育するうちに
ドンドンと大きく成長し、あっという間にトサカが生えて
きたのには驚きました。

 
「手も挙げない消極的な小学生」


私の母親は躾には厳しかったですが
「勉強しなさい」

とは口うるさく言わなかったので、そのお陰で勉強しないで、
友人や動物、川と遊ぶ時間を多くもち、気ままに感性を
磨くことができたと思います。
特に学校では、消極的で自ら進んで手を挙げることは無く、
人と会話することも体育も苦手で、成績も悪かったです。
いわゆる消極的で成績も悪い生徒でした。
顔の色は教室では一番白く、よく顔色が悪いと言われる生徒でした。
唯一、漫画を読むこととが好きで、絵を描くことや工作は
好んで取り組んでおりました。

 

小学生時代の私を知っている友人は、
今の私が信じられないのも当然と思います。

 
続く…


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