春眠の講話

2007年3月19日

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 頭の中心奥辺りから鼻腔にかけて、充満する重苦しさと、カラカラに乾いた喉のカサカサを感じて、重くねばい目が無理やりに開いた。
 
 薄明かりの中でやっと見つけた枕元のデジタル時計は、4時17分を刻んでいる。喉全体が、一適の水溜まりも無い大きな砂漠のど真ん中にいる様な状況である。
 
 昨日から私の体調はかなり思わしく無く、恐らく風邪を引いたであろう鼻炎と花粉症が、同居しており、そこに神経に作用するウイルスのいたずらにより電気針を刺す様に神経痛が四方に走る。
頭の先からつま先まで全身が重くだるい。鼻は垂れるし、くしゃみは大きく4連発、喉はカサカサ、そこに追い討ちをかける電気針が身体深くえぐり、とどめを刺す。
 
 おもりの付いた身体を引きずりながら、手探りでやっと寝室のドアを小さく静かに開け、肌寒い3月の暗闇の中のトイレを、遠慮しながら足を引きずり往復し、ベッドの端に静かに座り、枕元にあるボトルの命水を、容赦なく口飲みでカサカサする喉奥に一気に注ぎ込んだ。
 ホッと一息ついてゆっくりと目を横にやると、月明かりからもれるベッドに横たう安眠する愛妻の寝顔が目に飛び込んできた。
私が悪戦苦闘のなか、ベッドに深く埋もれた愛妻は何とも心地良さそうにスヤスヤと深い寝息と一緒に夢の中にある。きっとイタリア旅行の路地裏で、「かわいい気ままな猫達」に囲まれて
楽しそうに戯れて遊んでいるのであろう・・・。
 
 毎年2月の終わり頃より、5月初めにかけて花粉症が発症する時期はしばしば最悪な体調に陥ることがある。全国で花粉症患者の数は増加傾向にある様子ですが本当に辛い憂鬱な時期です。
 
 その昔、郵便局員で保険営業マン時代の春先はもっと悲惨でした。当時の営業活動では、一日中バイクで飛散する花粉を集めて飛び回る訳ですから、目はメチャメチャにかゆいし、鼻は三拍子揃うし、その状況下にあって、投薬で騙しながら、お客様を訪問し、力説して契約締結を行なうのですからお察しの通りです。
 

 我がウィズリンクでは、3月初旬より「来春新卒学生向けに会社ビジョン説明会」を開催しておりますが、社長は必ず説明会に出席して、メインディッシュとして講和時間を1時間程度いただき、意欲ある学生の皆様と一緒に価値ある時間を共有し、「人生の目的と人生創造」について勉強しております。
非常に大切な会社説明会の時期と、体調の最悪期が丁度重なり
頭と身体がバラバラに解体し、一体化させながら講和を行なうことは非常に辛いものがありますが、この辛い身体にムチ打ちながらの会社説明会だからこそ非常に価値があるものとすべきであると考えております。

 4月も2回の説明会を予定しておりますが、何かを得ようとする熱心な大志ある学生の皆様の期待に応える為、我が総務部に厳しくムチで打たれながら(私の体調を全く容赦しない総務部)私の哲学を一生懸命にお伝えし「広島で一番の会社説明会」を行なっております。
 それにしても、陶酔の世界にある 愛妻の寝顔が本当に素敵で羨ましい・・・・


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