謹賀新年:計画と実行力
2015年1月21日
『道経筆録』
~謹賀新年:計画と実行力~ WL代表 江口歳春
新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
2015年の新年は1月1日ですが、会社企業にとっては期首の新年度がありますので、
企業は新年を二つ迎える事になります。
世間では、新年は初詣に行って欲張りな祈願を行う方、
またじっくりと今年の抱負や計画目標を立てる方も多く見受けられますが、
いつのまにか計画倒れに終わっている方も多いのではないでしょうか。
今回は新年号にあたり、計画と実行力の関連性について考えてみたいと思います。
私達は1月に新年を迎え12月の大晦日で1年を終えます。会社は期首に業務改革や数値等の年間目標を設定します。
そして期末を迎え1年を終えます(決算)。会社の目標は戦略によって推進されるのですが、
その戦略は実行力の度合いによって、その成果業績が決定するのです。WLでは、社長が重要項目について経営戦略を立案し、
部門に具体的実行策(戦術化)を指示します。そして部門から部署に実行すべき項目(戦闘)が指示指導されていきます。
しかし優れた戦略を立案したとしても、実行されなければ全く無意味であり成果業績には表れないのです。
(戦略と実行力がもたらす業績の関係については次の様になります)
☆優れた戦略100点×実行力40%=業績40
☆戦略70点×実行力80%=業績56
店舗における実行力とは、お客様に喜んで頂く為に実行する力であり、凡事徹底がベースとなります。
店舗理念である「元気宣言・情熱宣言・頑張る宣言・五信条」を励行する力、
マニュアルを厳守実行する力、高いQSCを提供する実行力などです。
決定したことが実行されなければ目標は達成されないのです。
すでに皆さんもお気付きの通り、新年に立てた目標や抱負が達成出来ない大きな理由は
実行力が弱い(実行がされない)からなのです。では、どうすれば少しでも実行力を高める事が出来るのでしょうか。
計画立案から実行へのプロセスをロジカル的に捉え確立する事が重要だと思います。
①目標設定の内容は自分の価値観と繋げる事です。
人は心から価値をおく事には本気で行動します。
自分自身の価値観を見つめる事で大切な目標計画を立てる事ができます。
WLは経営理念という価値観の達成に向けた目標を設定します。
(健康第一であれば、禁煙、ダイエット、ウオーキング等)
②目標とは頭の中ではなく書き出す事で行動に移す力を高め多大な影響を与えます。
書き出す事で考えを整理でき、達成しようとしている事を実現しようとする行動が生まれます。
書き出していない目標は目標とは言えないのです。
(事業計画書、年間目標、毎日勤行、目に付く場所に等)
③目標を達成するための具体的な計画を考える
(プランから始まる:短期・中期・長期に分けて)
④目標の実現をサポートしてくれそうな人を味方につける
(仲間を巻き込めば成果は多大:伴侶・先輩上司・友人等)
⑤目標を達成するための行動をとる
(自身の価値観と連動させる行動が鍵:できる仕組みを作る事)
「計画を実行する力」とは「自身の理念の強さ」であり、私達自身の心のあり方でいかようにも決まるのではないでしょうか。
正しい理念があれば計画は強く実行されますが、信念、魂の無い計画では未達となるのです。
今年は3月には、ばり嗎のジャカルタ店、4月には香港店のオープンを予定しております。
今年は世界海外の方々に、日本の旨いラーメンを食べて楽しんで頂きたい。そして少しでも日本の良さを享受頂きたい。
そしてスタッフの皆さんに夢とやり甲斐感動をもっと感じて欲しいと思います。
本年もスタッフ一人ひとりの前向きな取り組みを頂きます様、宜しくお願い申し上げます。
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