「まごころ」を生かす

2014年12月17日

「まごころ」を生かす
(2014/12/10 社内モラロジー勉強会~社長総括より)

今年も早いもので12月を迎え残す所僅かとなりました。

WLでは、毎月全社員を集め、道徳について考え学ぶ場として、
モラロジー勉強会を開催しております。
この勉強会の目的は、一つの題材に対して立場、役職が相違する社員同士が意見交換することで
様々な価値観を感じ、伝え受け入れてそこから正しい言動・姿勢について考え自己変革に生かすことです。
そして今月は相手の心に寄り添う「まごころ」という、
1年の締めくくりとしてふさわしい内容の題材であったと思います。

なぜ、人は人間関係で悩むのでしょうか。
誰しも同僚や家族、友人など身近な人に対して、協力的でないと感じたこと、
上手くいかないと感じたことがあると思いますが、他人に問題があるのでしょうか。
私は、その原因は100%自分の心にあると思います。

当たり前ですが、自分の過去と相手を変える事は出来ません。
ですから相手ではなく、まずは自身の心を見つめ直し、自分が変わる努力をすることが大切です。
そうすることで少しずつ周囲に良い影響を与え、いずれは対人関係も好転します。

また私が常日頃、皆さんに伝えている言葉に「自因自果」というものがあります。
世の中全ての出来事結果には、必ず100%原因が存在し、
自身の行いはやがて結果となって自身に返ってくるという意味ですが、
この事を強く認識しなければ現状の課題は改善しません。

人間関係を構築する上で大事なことは、先程も述べましたように自身の言動を見つめて、
反省すべきことを認めて正していくことであると思います。
自分自身の言動を改善していくことで、必ず相手の言動も少しずつ変化していきます。
好きでない相手に対して反省し好意的に接することが嫌だと思っている人は、
自分を改める行為が、やがて自身に還ってくる貯金だと思えば良いのです。
時間はかかっても、いずれ自分に良い形で還ってくると捉えれば、
接し方を変えることはできるのではないでしょうか。

WLの社員信条には、「常に感謝の心で言動します」という、道徳心を掲げております。
周囲への不満ばかりを口にして他責にするのではなく、家族、友人、仲間に感謝し、
思いやりの気持ちで接する事が、自分自身を何よりも幸せに導く秘訣ではないでしょうか。
職場におけるトラブルや離婚問題など人間関係の歪みの原因は、
相手ではなく、自身の心にあるのではないでしょうか。
「まごころ」とは、真心と書きます。
真の心とは、自分の言動を振り返り相手に感謝する心だと思います。

最後になりますが、みなさまには今年も1年間大変頑張っていただき感謝致します。
来年は、今年以上に素晴らしい年を迎えることを固く信じて、プラス思考でいきましょう。
人生創造のベースは、絶対積極思考にあるのです。

体調には十分留意され、良いお年をお迎え下さい。

株式会社ウィズリンク 
代表取締役社長 江口 歳春


記事カテゴリー

最新記事

PAGETOP