「習慣は才能を超える」

2017年8月21日

『道経筆録』
「習慣は才能を超える」    WL代表 江口歳春

自分の人生は、これから先どうなるのだろうか?
どの様にして、運命は決まるのだろうか?
何故、自分は今の境遇で、ツキがないのか?
「現状の自己の境遇や環境は、過去の自己の習慣行動の積み重ねで全て形成され、他責は一切存在しない」

脳と戦う。

自分にとって嫌なこと、面倒なことは、脳がやりたがらない。
毎朝の早起きもそうだ(もう少し寝たい・・・)
そんな嫌がる脳と戦うことで人間は少し変化~進化する。
先日トライアスロンをやっている方と対話し驚いたが、
今でも、練習初めの時間は走ることが嫌らしい。

走るという脳が嫌がることを無理に意思決定して行動する。
それをやり続けると走ることが「習慣化」する。
やがて、走ることの快楽を脳が覚えて、脳と戦わなくてよくなる。
運動だけでなく、勉強、読書、清掃等も。

仕事においては提出物の期限、お客様や上司部下との約束、業務予定DLの遵守、計画書策定、日々戦いの連続である。

脳が嫌うことに流されて脳が好むことばかりしていると怠惰になり健康にも悪い。暴飲暴食、喫煙、運動不足、約束不励行。

脳が嫌がることを敢えて行い習慣化する。
これが大事であり、それが自身の「変革」に繋がり、運命という人生が、ゆっくりと変化し始めるのである。肝心な点は、習慣を変えた分だけ人生が変わっていくことを、素直に受けとめ認識することである。
学校で好成績をあげ、会社で成果を上げている人、利益を上げ続けている経営者達は、成果を上げることのできる習慣行動を継続している結果であり、自身にとってはあたり前の行動となっているから、成果が継続できているのである。

脳に何をインプットするか?これが大事である。
例えばランニングのとき、A地点、その後にB地点があるとする。
A地点まで走って、まだ走れるようであればB地点まで走ろうと考えた場合、確実にA地点でランは終わる。最初からB地点まで走るという意志を持って走った場合は、B地点まで走ることができる。
この違いは何か?
最初に脳に何を目標としてインプットするか、これが大事だと思う。
初めに「やる」ことの高い目標を決定し行動している。
すでに脳と戦うことから始まるのである!

他人に負けない努力をし、それが習慣化された人は、成果のある人生を積み上げるのである。
今の貴方の存在は、過去の習慣行動そのものの「かたまり」なのである。
良い人生、良い成果、幸福な人生を願うのであれば、その様な習慣行動に変えなければ、成長曲線は幸福線を描かないであろう。

習慣行動を変えれば運命が変わる。
「習慣が人格を形成し、運命も決定する」
できること、小さな行動から習慣を変えることが、運命好転への鍵となるのではないだろうか。
幸運を掴むのは、習慣行動を変えた、あなただけにもたらされるであろう。


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