道徳と経済の一致

2014年11月27日

『道経筆録』
~道徳と経済の一致~          WL代表 江口歳春

念願でありました、ウィズリンクグループで働く仲間同士を繋ぐ社内報として、
「Withlink-Press」を創刊することになりました。
代表として大変嬉しく思います。

今後はグループ代表としてColumn「道経筆録」を掲載させていただきます。
人生の先輩、賢人偉人の方々の訓え等も紹介し、私が思い伝えたいことなど、
徒然に筆をとっていきたいと思っておりますので、末永くお付き合いを宜しくお願い致します。
創刊にあたり、WL経営の根幹に掲げている「道徳と経済の一致」をテーマに筆をとらせていただきます。

人は何のために働くのか、何のために生きるのか?

WLでは、道徳としての正しい言動姿勢のあり方と、生活の糧として必須である利益追求をリンクさせ、
皆さんが幸福になることを根幹テーマに掲げています。

仕事は生活手段としてお金を稼ぐためではありますが、お金を稼ぐためだけに働くのではないと思います。
仕事には、人間関係や様々な業務を通じて自身の心(魂:たましい)を磨き高めてくれる効果があります。
ですから仕事に向かう心の姿勢、思いが大きく影響します。

仕事を通じて人間関係で苦悩したり、クレームをいただいたり、失敗や成功を体験しますが、
それら総べてが、自身の心を鍛え養う修行に繋がっていると思います。

仕事には素晴らしく多くの効用がありますので、まずはしっかりと仕事の意義を自認することが大切です。

辛いことや悩んだ時は、自己成長に向かっている摩擦と捉えてみてはいかがでしょうか。
人は誰も皆な苦悩しています。悩んでいない人はいません。
大事なことはその事実を受け止め、前向きに取り組む心の姿勢のあり方にあるのです。
仕事で自己の心を磨き、お客様への社会奉仕貢献の大きさが売上利益や給料となって私たちにもたらされているのです。
「道徳観を意識した誠実な取り組みにより、心からお客様に喜んでいただく社会貢献の仕事を通じてこそ、
人間としての成長と糧である給料が宿される」のです。

道徳と経済を、あえて分けて捉えるならば、「働くとは自身の心を磨き高めること」であり
「仕事とは成果を出すこと」とも言えます。

ですから仕事をするとは成果を出す取り組みでなければ良い仕事をしたとは言えないのです。
そしてお客様に喜んでいただき「ありがとう」を集めるCS言動や、店舗ルールや規律を守り、
清掃ラリーで懸命に整理整頓清掃を行い、提出期日厳守の行動や、遅刻をしない、決めた約束を守ること等、
仕事を通じて自分自身を強く鍛え磨いてくれるのです。
「辛いな~」と思う時は、自分の未熟さの現れと謙虚に受け止めて、励むことが大切ではないでしょうか。

私は仕事こそが自分自身の心を鍛え高めてくれる最高価値があるものと考えております。

人生や余暇をより楽しく充実したものにするにも、仕事が楽しくなければ絶対に無理です。
仕事から逃げず高みに挑むことが、自身の人生に真剣に向き合うことであり、
両親からいただいた大切な命を使い磨くことだと思います。

「道徳と経済の一致」は描いた理想の餅ではなく、
私達自身の心のあり方次第でいかようにも決まるのではないでしょうか。


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