人生も会社も~生涯成長~

2016年5月30日

『道経筆録』
人生も会社も~生涯成長~    WL代表 江口 歳春

今年も無事に年度末の4月を終えることができました。
5月1日から、第25期に入り、ウィズリンクは新年度を迎えます。
これもひとえに、社員スタッフの皆さん、お客様、業者の皆様のお陰様であり、心よりお礼と感謝を申し上げます。

毎年新年度を迎えるに際し、私が強くこだわることがあります。
それは「会社として、前年よりも改善され良くなったか、成長できたか?」ということです。

業務改善すべき課題は多くありますが、前年よりも改善され良くなったのかどうか。
残念ながら店舗の就業環境は改善には繋がっておりません。
就業環境整備、給料引き上げのためには、前年よりも利益数値を向上させなければなりませんし、私達が成長するためには、店舗の売上高、客数、営業利益も前年より向上させる必要がありますが、果たすことができたのか。

人は生涯勉強であり、生涯成長することが大事と考えておりますが、そのためには、毎年少しずつでも成長し、昨年よりも成長が実感できることが必要なのです。

既存店が昨年と比べて売上が上がったのか下がったのか。この数値はFC本部としてブランド業態力を示す、極めて重要な指標数字です。
店舗を増やせば売上は上がりますが、既存店の売上が下がる様では、新店舗もすぐ同じ状況におかれ、会社が成長する事はできません。
昨年より成長していかなければならないものは、メニュー商品開発、QSC向上、育成見直し、自己研鑽など多岐にわたります。

人間の人生は有限であるからこそ、人は昨年より成長をし続ける必要があるのです。
最も大事な成長は、人格形成向上を意識し、人間としての道徳観を高めることです。上司や部下の悪口や愚痴を言わない。反省の習慣と感謝の心をもつ。そうして仕事面における成長があります。
課題改善に向けて習得すべきスキルは習得したのか、仕事のやり方を見直し、工夫改善により成果に繋がったか。自己目標が達成できたのか・・・。
健康管理、家族との関係等、目標設定と実行力を振り返り、客観的な数値による成長管理も必要です。
会社では半期毎の人事考課、定量評価(実績数値)、定性評価(理念姿勢)により評価採点します(正社員:準社員含む)。取り組んできたこと、成果内容を振り返り総合評価されます。自己成長がなければ成果は上がりません。成果が上がっていなければ業務における自己成長はないとうことです。

第25期WL経営計画方針は、5月26日の全体会議にて報告交付いたします。
前年よりも成長するために、WLフィロソフィー理念、経営指針の明確化等一部改定を行ないました。

日々の生活や業務の惰性に流されることなく、もう一度自己成長するための具体的な目標課題を掲げることが肝要です。
あなたの来年度のテーマ(会社ではスローガン)を決めることです。
そして人生目的、目標を明確化させることがスタートになります。
生涯成長を目指すことこそが人間として生まれてきた最大目的ではないでしょうか。成長は最高の親孝行であり社会貢献に繋がります。
新年度を機に、是非、自己成長プランを作成していただきたいと思います。


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