5月30日「四国八十八カ所 第54番~59番札所」
2009年6月1日
5月は弊社WLの新年度の月にあたり、今月26~27日1泊にて行なわれました「中期経営方針会議」の資料作成に、毎週末には自宅で経営戦略方針を考案策定しておりましたので、お遍路の参加が出来なかったので、1か月振りのお遍路参加となりました。中期経営会議終了のお土産となった肩凝りをお供に、重い身体にムチを打ち・・・出発となりました。
第54番 延命寺(えんめいじ)
ここのお寺は、以前は「近見山円明寺」と命名されていましたが、隣の第53番札所「円明寺」と似た名前だったため、郵便物が間違って届くなどのトラブルから、「延命寺」に改称された様子です。先達さんによると、瀬戸内しまなみ近くを走る延命寺の北側に近見山があり、展望台から来島海峡大橋が良く見えるそうです。
仁王門、山門をくぐり手水場の右側奥に「近見二郎」の愛称で知られている吊鐘があります。鐘の四面に寺や周辺の歴史が刻まれた貴重品のため、戦争中も軍用供出を免れたそうです。今では、大みそかの除夜の鐘で使われています。
仁王門を出て帰り道の傍らに、ライトバンを留めて自家製アイスクリーム販売の方が目に入りましたので、1個アイスを買い食べながらバスに向かいました。
あっさりとした、手作り感のある懐かしい家庭の味を感じることができました。
第55番 南光坊(なんこうぼう)
霊場中「坊」がつくのはここのみです。
手水の左奥側には、宿坊があり、右には金比羅堂があります。
隣接には宮別「大山祇神社」があり信仰の場として親しまれているのが分かります。
本堂前に松尾芭蕉の句碑 「ものいえば唇寒し秋の風」 とありました。
ここは他にも8基、「俳句の碑」があることも知りました。
霊場を行くお遍路さんの中には、一句ひねりながらの方もいらっしゃるのでしょうか。
第56番 泰山寺(たいさんじ)
駐車場から徒歩3分で到着しました。山門はありませんが、入り口の石段を上がると、正面が宿坊、右に納経所、左に本堂があります。
本堂はいつでも参拝できる様に、いつも戸が開いているそうです。壮厳な雰囲気の本堂です。
正目には、歴史を感じさせる木製の古い「地蔵車」が飾られておりました。
昔のTV番組時代劇で大吾朗という子供が乗っていた風の木製の押し車です。
大師堂の前庭に、人なつっこさそうな、白い犬が2匹お出迎えしてくれ、少し癒されました。
~ 昼食 ~
昼食は車で20分程度走り、今治市内の観光客用らしい大型レストランです。
食事作法・・・「一滴の水にも天地の恵みを感じ、一粒の米にも万民の労苦を思い、ありがたく、いただきます」 感謝の心で合掌「いただきます」
幕の内お弁当が用意され、小さなお椀にはあっさりとしたうどんが付いており、感謝して美味しくいただきました「ご馳走様でした」
今治は、タオルの生産が有名なところで、2階のフロアーには、色々なタオルが多数販売されておりました。小さいポケットタイプ、アニメキャラクターのタオル、大型バスタオルなど多種多様のタオルが販売されておりました。
私達夫婦も今治の記念としてタオルを2枚購入しました。毎度のことですが趣味を同じにする仲良し夫婦は、暗黙の呼吸で「猫がデザインされたタオル」をGETで決まりです(お土産の大半は猫関係のグッズです・・・猫に関してはグッズでも直ぐに異常反応する困った夫婦)
第57番 栄福寺(えいふくじ)
山門をくぐると直ぐに左側に大きな修行大師が蒼然と立ち、その横に「お願い地蔵尊」が迎えてくれました。
本堂の回廊には、箱車やギプス、杖などが奉納されています。これは、少年のお遍路さんがここまでたどり着き、歩けるようになった記念の品だとか。
大師堂外観の長押には、干支が隠し彫りされていますが、どうしても十二支を見ることができませんでした。
納経所の売店で、このお寺で有名な「千枚通し」を買いました(シャレではないですが、1000円)
第58番 仙遊寺(せんゆうじ)
バス駐車場からの沿道に、重たそうに沢山のつぼみを抱えたアジサイの花が、満開を待ち遠そうに迎えてくれました。
大師堂の左奥側には、大きな「修行大師像」が建立され、像の周囲はぐるりと1周する様に八十八箇所全てが記載されてある踏石となっておりまず。
大きなシャクナゲの花、イチョウの木が大師堂を見守っている様でした。
広い庭には「慈悲観音」供養塔があり、その横にある鐘桜では、一人旅の遍路さんが、お弁当を取っておりました(大変ご苦労様です)
帰り道では、さっぱりとした柚子ジュースのお接待をいただきました(ご馳走様でした)
第59番 国分寺(こくぶんじ)
奈良時代、各地に七十寺建立されたという国分寺ですが多くは衰退したそうです。
四国各県では、札所として残っています。
手水の後ろに、とくとく弁財天、右側には薬師如来壷がありました。
線香立ては、本堂と大師堂兼用という珍しいものでした。
本堂と大師堂の間には、金比羅権現が祭られています。
明るい境内には樹齢300年以上ある、それはみごとな江戸桜が植えてあります。
本日最後のお経「般若心経」もしっかりと勤めさせていただき、家内安全、企業繁栄、社員の成長と幸福成就を六か寺で御参りしました。
帰り際、勅使門の扁額に目が留まりました。「西山精舎」とある文字は、お大師さんの直筆と伝えられており、祈りのこもった文字にみえました。
合掌~礼拝。
これまでのお遍路では、夫婦で御参りするのだから、なるべく必要な荷物は一人でまとめ手分けして持参する方が良いだろうという思いから、御参りする再に御札箱に入れる御札は家内の分も私が持参し、御参りの都度家内に渡し、お賽銭は家内から御参りの都度私が頂いておりましたが、今回よりそれぞれで持参する様に変更してみましたら、その方が手際も段取りも良くなりました。ローソクとお線香、ライターは、まとめて一人が持参する方がよさそうなので、今まで通り私がまとめて持参することとしました。
バスを走らせ30分程で休憩場所「来島海峡PA」に到着です。
最後のお土産場で、お母様から頼まれていた、金時芋と「生うどん」を購入し帰路に向かいました。
無事六か寺の御参りを済ませ、車内で先達さんの先行で本日のお勤めを終えて、すがすがしさを憶えました。
次回はいよいよ、60番札からとなり残り29か寺となります。
これからは、誰にも邪魔されない車内で私の時間「読書」の世界を楽しみます。
本日の出会いに感謝 合掌
カテゴリ:心の修行・四国のお遍路の旅日記

