「四国八十八カ所 第44番~47番札所」

2009年3月30日

前回3月14日のお遍路(1泊2日)に継いで、3月は2回目のお遍路となりました。昨夜は、当社の居食屋チームの社員達と市内のオーダーバイキング店で遅くまで歓談決起会で盛り上がり、またまた深夜の帰宅となり、前回同様に睡眠不足と週末の溜まっている疲れを沢山連れて出発です。先日より他店舗視察で深夜帰宅が続いており、経営者業務と並行し、計画通りにお遍路に参加することは、「時にはお遍路を休みたい」と弱い自分が顔を出し誘惑が襲います。

最近では、遍路を休まず計画を遂行し満願することも修行と思えてきました。3月末としては、肌寒い早朝に、どんよりと重い雲を連れて、家内の運転する愛車の助手席に滑り込み
Lets G0!
第45番 岩屋寺(いわやじ)

青い大型バスに揺られ、時折大きく揺れる心地よい狭い席に身体を任せながら、家内の肩を借りて、ウトウトしておりましたら「桜三里PA」に到着です。桜が満開でかなり濃いピンク色をしており、「桜三里」という地名に納得です。

 
 

お遍路旅のお陰様で、四季折々綺麗な草木を見ることができます。

前回のお遍路で、先達さんから次回お遍路の「45番の岩屋時は、四国八十八か所の中では一番の難所」と聞いており、不安を抱きながら到着です。かなり険しい坂を上り、途中でリタイヤする人も稀にあると聞いており、昨夜の寝不足もあり、フラつく身体で心配でした。

小さな橋を渡り細道に分かれ入ると、身体に良く効く、「しょうが湯」や「ゆずっ粉」等を売っているお店が3軒仲良く軒を並べておりました。お土産は荷物になるので帰りの楽しみにします。

 
 

 

 コンクリートで固められた坂道を、樹齢100年を越える杉の大木を道連れに上ります。途中から階段を登り、暫くすると、また坂道を繰り返しながら登ります。日頃の運動不足で足腰が弱っているので、無理しない様、途中で一休みしました。赤い極楽橋からは急坂になり、私にはきつい坂で「ハアハア!」と息が切れますが、家内は平気な様子で元気です(私よりは間違いなく長生きするだろう、それでいい)

 

 
 

 
約25分かけて、やっと山門に到着です。少し胸が苦しいです。

ここの特徴は、今までのお寺とは相違し、目の前には巨大な岩の絶壁が迫り崩れそうな迫力です。
大師が行をしたという、大きな穴がいくつか見えました。
大師堂の背後にも崖がそびえます。本堂は背に断崖絶壁を負うかのように建っており、岩に囲まれており、「岩屋寺」という命名に納得です。
帰り道に、自然食品「黒糖生姜湯の素」と母親のお土産に「ゆずっ粉」をゲット。

 

 

 

生姜は、強力な保温、発汗作用を発揮し冷え性の改善、風邪、のど、咳に効果的とか。
何故か、家内は直ぐお土産を買います。

 
 
 

 
難所と言われている「岩屋寺」でしたが、思ったよりは平坦でした。もっと急斜面を上ったりかなりハードと覚悟しておりました。しかし家内は余裕でした。45番を無事に御参りでき安堵し、足軽にバスに向かいました。

 

 

 

 ~ 昼食 ~

本日の昼食は「ふるさと旅行村」山間にある大きな山小屋風レストランです。
玄関先では、二匹のカモが仲良く並んでお出迎えです。「鴨ちゃん パチリ!」

 

 
 

 
温うどん、てんぷら盛、野菜煮物、、炊き込みご飯・・・豪華な昼食です。
昨夜は遅くまで飲食しており、胃を休めるため、炊き込みご飯のお替りは我慢しました。

食事作法・・・「一滴の水にも天地の恵みを感じ、一粒の米にも万民の苦労を思い、ありがたく、いただきます」 感謝の心で合掌

  
第44番 大宝寺(だいほうじ)

 

 

大宝寺の参道あたりは、巨大杉が立ち並んでいます。空気もひんやりして、霊山の雰囲気がただよっていました。
砂利道のかなり長い坂を上りました。仁王門には、大きなわらじが吊るされていました。

以前にも同じ様に大きなわらじが吊るしてあったお寺がありましたが、思い出せません。
本堂に上がるには、また長い石段があります。坂と石段の多いお寺です。

45番を先に御参りし44番を終え、やっと八十八か所の半分折り返し地点まできました。
昨年9月より始めて、丁度半年かかりました。これから後半を回り今年夏には満願します。
昨年、不慮の事故で実子を亡くされた、若い父親の方が毎回御参りされています。

午後からは時折、晴れ間がのぞきますが、直ぐに雲が流れて、3月末の四国としては肌寒い天候です。三寒四温というよりも、三温四寒がぴったりのこの頃です。
第46番 浄瑠璃寺(じょうるりじ)

バスに乗り、移動1時間程で到着です。
浄瑠璃寺には山門はなく、21の石段を上がると懐かしさを感じさせる境内に着きます。
右に鐘桜、左に納経所があり、奥に本堂と大師堂があります。本堂前には、釈迦の足裏の千福輪が刻まれた仏足石があり、素足で踏むことができます。
広い庭には、多品種の樹木や花が植えられており、願かけ札も多く見られます。
 
 

 
「まづ他人を幸せにしよう!」「今生きることありがたし」など、まさに反省と合掌です。

 

 


 

 第47番 八坂寺(やさかじ)

第46番札所から八坂寺まではおよそ1k弱という近場です。札所間としては最も近い道のりのひとつとのことです。
寺の入り口には、赤い橋と山門が一緒に造られています。

境内には、地獄入口と極楽入口が繋がった石房が造られておりました。先に地獄入口から入りましたが、床には、鋭く尖った石が埋め尽くされ、壁面には地獄絵図が描かれており、極楽通路には、丸い石が敷き詰められ、極楽絵図が描写されていました。

 


 

ふと「心のあり方次第で、現実の世界に極楽と地獄も出現する」仏教の教えにある「利己と利他の心」について思いを巡らせました。たくさんの赤いのぼりが綺麗に並んでおり印象的でした。
バス停から山門まで徒歩で7分程度あり、本日最後のお遍路を、畑や田園の散策を楽しみながらゆっくりと歩きました。途中では桜の満開を楽しみ、その他名前の分からない綺麗な花がたくさん咲いていました。道端では無人販売「イチゴ」や「柑橘、野菜」が数箇所設置されています。新鮮な果物や野菜に、お遍路の方も多く購入されていました。

バス待ち横の売店では、石像の置物などが販売されており、かわいい「タヌキ」をパチリ!

 

 
 

 
予定の4か寺の御参りを無事に終え、今回は山中先達さんより、山門に入る際に礼をする場所や参拝の作法を色々と学ばせていただきました。
車内座席に腰を沈めると、難所(45番)と言われる今回のお遍路を無事終えた安堵感から疲れがドッとでます。
山中先達さんと一緒に、本日最後のお勤め「般若心経」を唱えて 合掌~礼拝。

しまなみ海道の島々を渡る前に、「来島海峡PA」で休憩です。

 

 

 

 
そろそろ夕陽が水平線に沈みかけようとしておりました。
お母様と我が家の土産に讃岐「生うどん」を購入し、「北海道&みかんソフト」を食べながら、瀬戸内しまなみ海道を渡り帰路となります。

車窓から綺麗な日の入りを眺めた時に、心の穏やかさと爽やかさを憶えました。
 
 

 
帰路の時間を活用し、バスツアーの楽しみ「読書に浸る」時間を持てる幸福に感謝です。
家内は既に座席で、心地良さそうにバスの波に乗り、優しい笑顔でスヤスヤ寝息です。

次回のお遍路4月26日は、以前より家内の母親も「一度機会があればお遍路に参加してみたい」を叶えて3名で一緒にお遍路を予定しております。どんな想い出を作ることができるのか、今から創造豊かにするだけで楽しみです。ささやかでも親孝行の真似ができることの幸福に感謝しております。私の母親は4年間に他界し、一度もお遍路に連れて行くことができず申し訳ない思いです。

さて、次回は大きなお土産バックを準備しておいた方がよさそうです・・・。
 


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