第25期 経営方針 ~重点戦略~

2016年8月1日

『道経筆録』
第25期 経営方針 ~重点戦略~    WL代表 江口 歳春

今回は今期の重点戦略について述べさせて頂きます。

昨年より少子高齢化が顕著となり労働市場環境は一変、中小企業においては労働力不足が深刻化し、当チェーン店舗においても人員不足による運営を余儀なくされるケースが増加しております。このように、社会時流は予測を超える早いスピードで変化し、店舗組織体制及び収益構造にも影響を及ぼしている一方で、海外からのインバウンド観光客数は前年比で急増し日本列島が揺り動かされ、世界動態変遷は社会経済ニーズをも大きく塗り替えています。

WLでは、急速な社会環境変化及び国内景気後退局面を受けとめて、そしてこれからの企業成長を図るために、以下の3分野において、今期の重点戦略として推進して参ります。

1.成長拡大戦略
①営業推進・エリア拡大(国内から海外出店への比重を高め、100店舗をクリア)
②ブランドのブラッシュアップ(ブランド力向上)
③WLシンガポールSV業務の推進

2.人財開発戦略
①エリアマネジャー・スーパーバイザーの育成強化
②適材適所人事の推進
③リーダーシップ店長の育成
④販促企画

3.人事改革戦略 ~長期化する労働力不足策~
①人財採用強化(シルバー層の採用)
②労働環境の改善
③インターナショナル社員が活躍できるフィールド環境の整備(海外人財採用パイプ構築)
④新人事制度改革を推進
⑤成果共有改革

この重点戦略は、社員ひとりひとりが経営理念の第一項である「顧客感動満足の提供」を通じて、地域社会に貢献できる人財へ成長するために、何をすべきであるかを経営最高責任者である社長が、熟慮し心を込めて示したものです。
したがってウィズリンクの「最終経営責任」は、この経営戦略を立案した「社長」にありますので、社長は最終責任を全て受けとめます。その代わりに社員の皆様には、社長決定の業務指示には完全実行していただき、そして役職役責に応じた業務実行担当者として「実行責任」を追及します。

WLは外食コンサルティング企業として、国内外にWLの存在価値を高め、社会から必要とされる『日本一のラーメンFC本部』を掲げて邁進してまいります。社員の皆さんには、新年度を機に自己の幸福追求のため、前年度の自分を越える覚悟決意を固めていただき、自己成長へ変革するための具体的なギアチェンジ行動に繋げ、「デッドライン遵守」・「自己に課せられた成果」を挙げていただくことを期待します。

経営理念の追及姿勢を三世不変とし、環境創造企業へと進化する経営戦略を企て、真に社員ひとりひとりが輝ける会社を創るため、今年も社員の皆さんには無理難題を承知で多くの課題や協力をお願いしますが、社長が先頭に立って汗をかき、最終責任は全てとりますので、プラス前向き思考による果敢な言動を宜しくお願い致します。


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