「成果を上げる = 行動を変える」

2017年10月31日

~道経筆録~   

「成果を上げる = 行動を変える」

9月期の社員総会では、「自己変革と成功」というテーマでお話しさせていただきました。
成果を上げるには、自己変革という具体的な行動変化が鍵となりますので、改めてお伝えしたいと思います。

みなさんはそれぞれの環境、年齢、価値観、立場の中で1年後、3年後、10年後の自己ビジョンを持っていると思います。こうなりたいという自分に向かって自分がどう進んでいくのか、自己目標に対して自分がどう行動を起こすのか、ということについては大事なテーマであり、しっかり時間をとって考えてみることが大切です。
自分の人生をどう創っていくかということは、今の自分とあるべき将来像の自分とのギャップをどう埋めていくかということです。そしてこれは、店舗業績や部門部署においても同様です。会社の目標や自部署の目標達成に向けてどう努力していくのか、見方を変えれば仕事を通じて自己実現のためのギャップを埋める行動の延長が自分の人生を創っているのです。そして人生の目的と仕事の目的は密接な相互関係にあり、同一の人間である個人の仕事観と人生観はリンクしているのです。

人生や成果はどのようにして決まるのでしょうか?
答えは難しいと思いますが、真剣にこの課題を考えてみることが大切です。人生は物凄くシンプルであり、今の自分自身を形成し創造している「原理原則」を認識することが重要だと思います。そして自身が行ってきたことに対する成果は、99%本人の「力量」で決まります。この「力量」とは能力の差ではなく、日頃の習慣(クセ)の差なのです。ですから、今の自分の習慣行動が変わらない限り、将来の運命を変えることは出来ません。
「日々の言動のあり方(口癖や話し方を含め)、行動、姿勢、態度、組織ルール遵守」
これも心が発信しているものであり、全て自分自身が創造しているクセ、習慣なのです。

ですから、「成果を上げ成功するには、小さな習慣行動を成果の上がる行動に変えていく」ことが必須となるのです。
このように考えると、仕事が上手くいく人は、「運が良くなる習慣行動」を実践しているのです。仕事が上手くいかない人や人生が好転しない人は、これまでの習慣行動が起因しており、上司が指導してくれないから…教えてくれないから…と、環境や周りのせいにしていますが、それでは何も変わりません。因果律を常に自認して他責にしない習慣をつけること、自分に非があることをきちんと認めて成果の上がる習慣を積み重ねていくことが大切なのです。

このように、習慣行動の積み重ねが今までの自分を創っており、これからの自分を創るのも自身の行動以外にないのです。やると決めたことをやる、何をどのように行うのか、具体的に定めることが鍵となります。もし皆さんが何かを変えていこうと思うのであれば、積み重ねている習慣行動を変えていくしかないのです。
「禁煙する」「夜はスナック菓子を食べない」「月1冊書籍を読む」「先ず計画書作成する」「優先行動を設定する」等々、現在の行動習慣を変えた分だけ成果は変わり始めます。

自分の行いは自分に結果となって現れます。この機会に、自身の目標に対して自分がこれから具体的に何を行っていくのか、どう行動を起こすか、ということについて今一度しっかり考えていただき、人生を好転させる習慣行動を積み重ねることで、お互い良い人生を創造していきたいと思います。


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